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子どもが生まれて20日、思ったこと

ここでは報告が遅くなりましたが、2015年9月12日に妻が2884gの元気な女の子を産んでくれました。去年の12月に結婚し、すぐに第一子を授かることができ、ありがたいことに順風満帆とはこのことかと身をもって感じています。ツイッターではすぐに報告し、たくさんのお祝いのメッセージをいただきました。本当にありがとうございます。


10ヶ月近く妊娠した妻を横で見てきたのですが、つわりで苦しむことはなかったし食欲が落ちるということもなかった。しいて言うならば僕がメディア寄稿記事で鶏肉7kg分の唐揚げを作り、2週間唐揚げを食べ続けるという地獄を見せた為、唐揚げがトラウマになったそうです(継続中)。

苦しむ姿を全く見せず、妊娠前と何ら変化のない毎日を過ごすことが逆に不安となっていた妻に陣痛が始まった時はすごく緊張が走りました。10ヶ月の中で「痛い」という言葉を初めて聞いたから。そこから分娩室に入るまで丸24時間苦しみ続け、誰からも“おっとりしている”と言われる妻が痛さでパニックになる姿まで見ました。分娩台にあがってからは主治医の冷静な判断により、すぐにハサミで股を切られ40分という短い時間で無事出産しました。もちろんその40分間というのが妻にとっては人生で一番痛くて苦しい時間だというのは表情が物語っていました。

僕は3年前にスノーボードで初心者にも関わらず友達に誘われたノリだけで上級者向けジャンプ台を飛び、脳天直下で落下し、雪に叩きつけられたと同時にスノーボードが鼻に突き刺さって盛大に鼻を骨折するという事故を起こしたのですが、あの時の痛みを今忘れて生活しているように、子どもの顔を見れば出産の痛みなんて忘れられる!なんて聞いたことあるけど、あの痛みは当事者でもない僕でも忘れられない。ってよく考えたら鼻骨折した痛みも忘れれてないけどね。黄色のスキーウェアがX JAPANかってぐらい紅に染まってたからね。
いや、出産の痛みは男が言えたことじゃないですね(鼻骨折エピソードぶち込みたかっただけでした、すいません)。

だからこそ、本当に10ヶ月間大切に育てて、無事に産んでくれた妻には感謝しかありません。無事に生まれて我が家に来てくれた子どもにも感謝しています。

子どもが生まれて20日が過ぎた今、子どもの顔を見て「新しいもう一人の自分」を見ているという感覚になってるんです。正直、上手く表現できてないんですけど、子どもは自分自身よりも“大切な命”だという感覚なんです。今、なによりも大切でなによりも愛おしい存在で、これからずっと一緒にいたい。
昨今、ベビーカーが邪魔で一歳児を殴ったり、高校生が殺されたり、行方不明になったりと子どもを失う事件をよく耳にする。今までも多かったかもしれないけど、自分に子どもができてからは意識して見るようになった。自分の子だったら...という恐怖を感じながら。

19歳の時「自分は20代後半で死ぬと思う」なんてことを簡単に口にしていたことがあった。いつの間にか言わなくなって、自分が何歳まで生きたいとか未来の展望なんて考えなくなって30歳を目前にしている。自分はこの先、何歳まで生きるのか。今は無意識の内に妻と子どもが大きくなって大人になって結婚して巣立っていく姿を想像して話している。
何事もなく家族みんなが元気に過ごしていければと。
そう考えた時に一番守りたいものが“子ども”だと気づいた。これが親というものなのかもしれない。まだ確信は持てないし正解もないかもしれないけど、僕の中で自分よりも子どもの命が大切であり、子どもを“新しいもう一人の自分”と思うようになった。

まだ目が見えてないのか見えているのかはわからないが、妻が抱っこした時は目をじっと見つめているらしい。僕が抱っこした時は目をそらすかのように遠くの空を見つめている。すでに家庭内格差が生まれようと、それでも僕は大切に育んでいく。

 

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