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horahareta

吉本ユータヌキのホームページ

サンタさんからのこんなプレゼントは嫌だ

ウソみたいな日記 人生
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もうすぐクリスマスです

あと2週間もすれば"聖夜"と呼ばれる夜が来るわけです。"聖夜"っていいですよね。みんな好きですよね。
長渕剛もよく"聖夜!!聖夜!!"って言ってますもんね。
 
 
これを読んでくれているお父さん、お母さん、プレゼントの用意はできてますでしょうか?
 
お子さんが寝ている間に来る、あの人からのプレゼント。
 
世の中の夢見心地なボーイズエンドガールズが信じている、あの人のね。
 
僕も昔は信じておりました。
聖夜寝ている間に家に来て、枕元にプレゼントを置いてくれるあの人ね。
 
 
あの"聖夜"までは。
 
 
 
 

見たくなかった現実

小学生の頃、毎年楽しみにしていた聖夜の日。

学校の終業式を終えて、あの人からのプレゼントを楽しみにしてウキウキで家に帰る。

 

毎年あの人に会いたくて夜更かしを試みるが、なぜかいつも両親に

『早く寝なさい!!!』

と怒られて寝ていた。

 

今年こそは。と夜更かしするために昼から寝ようと思うが、ワクワクし過ぎてなかなか寝れない。

もうこうなるとテンションは高まる一方。

家で弟と遊ぶことにする。

 

かくれんぼをしよう。

 

決して大きくない3LDKの住宅に隠れる場所なんて知れている。

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、押し入れなのだ。

唯一隠れることのできる場所。

ここしかないのだ。

 

 

いつもの如く、押し入れに隠れようと扉を開くと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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大きなダイエーの紙袋が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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かくれんぼをやめた。

 

 

 

 

小学校の上級生になってくると、あの人はいない説が浮上してくる。

あの人はお父さん、お母さんだという輩が現れる。

僕はあの人を信じる夢見心地なボーイだった。

 

幼いながらにあのダイエーの紙袋は絶対に開いてはいけないものだと悟った。

中身は見るべきではないと。

普段絶対にない、あの大きなダイエーの紙袋だろうと。

決して、袋を閉じてあった赤いシールに書いてあった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Merry Christmas』

なんて見ていない。

 

 

あれは見なかったことにしよう。

忘れることにしよう。

 

あのダイエーの紙袋を記憶から消した。

 

 

 

 

 

 

聖夜の目覚め

結局、夜更かしをすることもできずに眠りについた。

この頃は21時には寝るのが日課だった。

 

24日から25日に日をまたぐ時に、あの人がプレゼントを置きに来てくれる。

 

毎年25日の朝が楽しみで仕方なかった。

 

しかし、この年はなぜか25時にトイレに行きたくて目が覚めた。

日付は変わっている。

もしかしてと思い、枕元を見ると。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何もない。

 

 

 

 

少しがっかりしながらトイレに向かう

 

 

 

 

途中の玄関に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あの紙袋が。

 

 

 

 

 

 

 

いやいやいや、まさか。

 

 

あの人はダイエーで買わんでしょ?

え?お得意先なの?

フィンランドにもダイエーあんの?

 

 

 

なんだか信じがたい現実を目の当たりにし、困惑した僕は

 

これは夢だろうと、見なかったことにして寝ました。

 

 

 

 

 

 

25日の朝

あの紙袋は記憶の中から消えた。

夜中に見た紙袋は夢の中の話。

決してダイエーの紙袋なんて見ていない。

 

そう思いながらも、プレゼントにワクワクしながら玄関に向かうと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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NINTENDO64が。

 

 

 

 

 

やっぱりあの紙袋は夢だったのだ。

まさかダイエーの紙袋に入ってるわけがない。

フィンランドダイエーがあるわけがない。

あの人がダイエーでプレゼントを買っているわけがない。

 

 

やっぱりあの人はいるのだ。

信じていれば、プレゼントをくれるのだ。

友達が言う、あの人いない説はデタラメだ。

どこか安心した自分がいた。

 

 

安心したので、さっそく、ずっと欲しかった念願のNINTENDO64でゲームを始めようと箱を開ける。

とりあえず最初に説明書を読む性格の僕は、テレビに繋ぐ前に説明書を読む。

 

一通り目を通して、

もう完全にダイエーの紙袋のことは忘れたとこで

 

 

さ!ゲームをはじめよう!

 

 

と説明書を閉じようと思った時に

 

 

見てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ダイエーの保証。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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僕の純粋な気持ちは保証されませんでした。

 

僕はこの保証書をキッカケにあの人を信じなくなりました。

 

 

そして、翌年からあの人は来なくなりました。

 

 

 

 

これを読んでくださったお父さん、お母さん。

保証書には気をつけましょう。

 

では、よい聖夜を。

 

 

 

 

おわり

 

 

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